野球肩リハビリチューブトレーニング

野球肩

(インピンジメント症候群、腱板損傷、リトルリーガーズショルダーなど)

に対するリハビリ&チューブトレーニング

野球肩について

野球肩とは野球肘と同じで一般的には疾患名というよりも俗名として通っている名前です。野球肩と一言で言っても様々な疾患名が診断されています。しかし肩の障害に関してはどの疾患名に対しても野球など投球スポーツの場合1球で損傷する可能性は限りなく少なく、ほとんどのケースが繰り返しおこる負担による損傷によるものとなります。そのため肩関節、特に肩甲骨の動きがスムーズであることが大変重要と考えております。当院へも多くの野球肩や野球肘の患者さんにご来院いただいておりますが、ほとんどの患者さんが肩甲骨の動きに問題があるケースが多いです。そのため野球肩の予防と改善を目的とした肩甲骨の動きをスムーズにするリハビリとしてチューブトレーニングをご紹介いたします。

野球肩リハビリ1

柔らかいボールを肘とろっ骨部分で挟み、肘を伸ばした状態のままワキを閉めボールを圧迫します。

この動作で棘上筋という野球の動作では最も負担が加わるインナーマッスルを鍛えることができます。

10回1セット

野球肩リハビリ2

肘を曲げ固定した状態で行います。

少し大きめなボールを前後に転がします、この際肩甲骨の動きを意識しながらおこないます。

30秒間1回

野球肩リハビリ3

比較的柔らかいチューブを使用します。

ここでは筒状のチューブを使用していますが板状のチューブでも構いません、できれば色は黄色いものが使用できればベターです。

肘を固定した状態で親指を外側へ向け両手で外側へ引っ張ります。この時肩甲骨、肩の後面が動いていることを意識しながらおこないます。

15回1セット

野球肩リハビリ4

比較的柔らかいチューブを使用します。

ここでは筒状のチューブを使用していますが板状のチューブでも構いません、できれば色は黄色いものが使用できればベターです。

肘を曲げ壁に固定した状態で立ちます、利き腕とは逆の手でチューブの端を持ち、利き手側は肘を支点に後方へ捻りながらチューブを引き上げます。このチューブトレーニングも肩甲骨と肩の後部の動きを意識しながらおこないます。

15回1セット

最後に

私も野球を幼少期から行い、現在もスポーツトレーナーとして野球に携わっており院内でも少年野球~社会人まで野球を行っている患者さんを治療させていただいておりますが、やはり肩甲骨の動き(可動域)は大変重要です。肩甲骨の動きが制限された状態で投球を続けることで肩に負担が加わり関節部分が損傷しているケースが多いです。またチューブトレーニングはインナーマッスルという関節周辺にある体の深部の筋肉のためアウターマッスルと違い鍛えても目に見えないですし、鍛えているという実感も少ない部分です。しかしインナーマッスルがしっかりしていることで関節の運動を安定と円滑にする重要な役割をしているためチューブトレーニングで野球肩の予防と改善のためにもおこなってみてください。

※リハビリ内容で痛みが出る動作については控えてください。

野球肩リハビリチューブ動画