投球障害(野球肘・野球肩)の原因

投球障害(野球肘・野球肩)の原因

野球肘や野球肩などの投球障害で悩んでいる方は多くいらっしゃいます。

ここでは野球肘や野球肩の原因の一つである身体の使い方による発症のメカニズムをご説明致します。

“下肢から上肢への非効率的な運動連鎖は投球障害の発症因子になると考えられており、その発症機序に関する様々な検討がおこなわれてきた。非投球側下肢接地時における体幹の非投球側への過度な側屈は肩関節内旋トルクおよび肘関節内反トルクを増大させると報告しており、コッキング期の不良な体重移動は肩関節内旋トルクを増大させるとしている。また不良なステップ動作の典型例として『膝の縦割れ』や『膝の横割れ』という表現を用いられる事も多く、不安定なステップ動作は軸足からのスムーズな体重移動を阻害するため運動連鎖の効率を低下させる。すなわち投球動作中の下肢からの運動連鎖の破綻は上肢に依存した投球動作につながると考えられており、そのような投球動作で連続した投球は骨・骨端軟骨に過剰なストレスを与える事で投球障害の発生リスクは高まる” 一般社団法人日本体力医科学会 vol65no2 中学野球選手におけるfunctional movement screenと投球障害の関係 p240抜粋

上記の内容を簡単にまとめると、踏み出し足が不安定な状態だと体幹が不安定となり、右投げなら左側へ傾いてしまうと野球肘や野球肩の原因になるという事が記されております。

野球肘

その際上記の画像のように膝が外側へ向いていると体幹は傾きやすいと考えられます。

投球時に肘や肩に痛みがある方は一度ご自身の投げ方を携帯の動画機能で撮影して確認してみてください。