バレーボール足首捻挫の予防について

バレーボールにおける足関節内反捻挫について

はじめに

バレーボールはバスケットボールの次に足関節の捻挫が多いスポーツです。

バレーボールだけでみると膝の障害に次いで足関節の障害が多く、その中でも足関節捻挫が1/4~1/2を占めています。

その理由としてバレーボールはネットプレーがメインとなりネット近くでの平衡移動やジャンプが多いためバランスを崩しやすく、捻挫をするリスクが高いと言われています。また、捻挫の約90%はネット際で発生しそのほとんどがブロック時に捻挫している傾向があります。

特に女子は競技開始年齢が早く、成長期での捻挫が多いため、捻挫したままプレーを続行している選手が多く見られます。その為、成長期の捻挫の未治療、不完全な治療が原因でシニア世代の足関節の痛みに繋がってしまいます。

原因

バレーボールの特徴的な動作がスパイクとブロックであって、常に自分の身長より高い所から攻撃されるため攻守共に高いジャンプ力が要求されます。

ネットプレーで多い捻挫の原因として…

①スパイク、ブロック時に他人の足の上に乗ってしまう

②スパイク練習時にボールの上に乗ってしまう

③ジャンプ着地が片脚着地

④ジャンプ着地が足の小指側からの着地

⑤レシーブ時の方向転換、横移動

ブロック時に約3割以上の人が、スパイク時には約6割以上の人がジャンプした時に片脚着地になっています。普段の練習から両脚での着地を意識するだけで捻挫のリスクを減らす事が出来ます。

 

バレーボールでの症状

①スパイク前のステップ荷重時

②ジャンプ時の着地

③ジャンプ後の足の切り替えし

④レシーブ時の足の横移動

その他捻挫の症状として足首が腫れる(腫脹)患部が熱くなる(熱感)くるぶしの周りを押すと痛む(圧痛)などがあります。

 

アイシングの仕方

ボールを使ったトレーニング

バレーボールはジャンプや瞬時に足を切り返す動作が多く捻挫をしてしまうとなかなか皆と同じ練習が出来なかったりするためボールを触る感覚が鈍くなってしまいます。

そこでボールを使って座ったまま出来るトレーニングを紹介します。

 

仰向けでのオーバーパス練習→仰向けになり足を高くした状態で行ないます。

椅子に座って行なうアンダーパス→椅子に座り怪我をした足を高くして行ないます。

内返し捻挫再発防止トレーニング

捻挫でも多い内反(内返し)捻挫をした場合のチューブを使ったリハビリ、再発予防のトレーニングを紹介します。

①足にチューブを巻きます

②足の親指側にチューブを引っ張ります

③足はチューブと逆の方向に力を入れます

再び捻挫をしない為には足の小指側の筋肉を強くする事で内反捻挫の再発予防に繋がります。